テン・ユン寺院
バンダルスリブガワンの繁華街をドライブすると、ブルネイで現存する最古の中国寺院であるテン・ユン寺院が見えてきます。背の高いオフィス街と立体駐車場に挟まれたこの華麗な道教寺院は、真っ赤な壁と緑の屋根で周囲の商業地域に彩りを添えています。内部は中国の伝説が描かれた手描きのタイルで飾られ、常に線香の煙が漂っています。1960年代の建立以来、テン・ユン寺院は、人口のおよそ10パーセントを占める中国系コミュニティの信者の聖域となっています。旧正月の時期には、躍動感あふれる獅子舞を見ようと多くの観光客が訪れます。